真言宗について

平安時代、弘法大師 空海が唐に渡り恵果阿闍梨(けいかあじゃり)より直々に伝授され日本に伝え始まった仏教の一つの宗派です。密教という部分ではいっしょに入唐した天台宗の最澄も先に日本に持ち帰ってはいましたが、それを上回る経典、法具などを空海は持ち帰りました。
その後、天皇より京都の東寺、神護寺を賜り、最終的に高野山を構築。その後大小の派に分かれ今にいたっている。

真言宗の最終的境地、いわゆる解脱に至る、それが「即身成仏」です。読んで字の如し、「この身このままで仏に成る」ということです。通常の仏教的考え方では、死んでからが仏様になると思われますが、弘法大師さま曰く。「死んで仏になってなんになる!この身このままで仏にならなくてなんになる!」。われわれが毎日生きていくうえで、仏様のような行いをし仏様のような心で過ごせば、争いもない平和な世の中になるという教えです。

大元帥明王について

全ての明王の総帥にして、絶大な力で国家を護り外敵を降伏させる
 古代インド神話での弱者を襲って食べるという魔神アータヴァカが前身とされるが、仏教に取り入れられると絶大な力を持って国家を守護する明王となりました。全ての明王の総帥という意味から大元帥と呼ばれています。
 朝廷宮中では古くから戦勝や敵国粉砕、国土防衛の祈願として大元帥明王を本尊とする呪術「太元御修法(たいげんのみしほ)」が国家機密で行われました。平将門の乱や元寇襲来でもこの呪術によって国が護られたといわれ、第二次世界大戦でもこの呪術が行われました。
 一説には戦時中にアメリカのルーズベルト大統領が亡くなったのは日本の高僧が太元御修法を行ったためとされています。

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